狩屋マサキ[ドリンク] の編集 Top > 狩屋マサキ[ドリンク] *小ネタ [#x054e691] CV:泰勇気 ボイスあり:ハンターズネット、クレイモア #fold{{ セリフ一覧 |入手|へえ 俺がこのチームに ねえ… 仕方ないから 手伝ってやるよ| |>|CENTER:試合| |通常|この勝負 もらった!| |~|面白い試合になりそうだぜ| |~|んじゃ さっさと ケリつけますか!| |対影山輝[ドリンク]|影山「ウッキー! 狩屋くん いきますよ」&br;狩屋「そんなに張り切ると 攻撃 見え見えだぜ?」| }} #fold{{ 狩屋マサキの詳細。ネタバレ注意。 第21話『秋空の挑戦者!』にて雷門中に転校してきたのが初出。 学校の校門前で出会った松風天馬と空野葵の姿を見て、ニッコリ笑みを浮かべて校内へと消えていくが…。 松風天馬たちのクラスに転校生として紹介された狩屋マサキ。 サッカー部に入るつもりという狩屋マサキの言葉を聞き嬉しがる3人。 (特にポジションが同じということで西園信助の喜びようは凄かった)。 仲間が増えたことを喜ぶ松風天馬たちだが、一瞬、狩屋マサキの表情が曇った事には気付かなかった。 放課後、狩屋マサキはサッカー部部員に紹介されるが、一瞬また邪悪な表情が浮かぶ。 円堂守の入部テストに合格した(あれはテストでいいのか甚だ疑問だが)狩屋マサキは、早速放課後練習で実力を試される。 神童拓人&松風天馬組と霧野蘭丸&狩屋マサキ組で攻守していたが、ここで狩屋マサキの表情が邪悪に変わり、強引なショルダーチャージで松風天馬に当て身を食らわせ、ボールを奪い取る。 果たして、単に邪悪な性格なのか? サッカーの時は見境なくなる二重人格者なのか? それとも剣城京介の替わりにやってきたシードなのか? 先ほどの悪魔のような表情が嘘のように、素直な表情を浮かべて松風天馬を助け起こす狩屋マサキ。 周りから凄いと称賛されるが、霧野蘭丸だけは不快な表情を浮かべ、敵意を滲ませる。 更に、山菜茜も、「何か、怖い感じ…」と狩屋マサキの不気味さに怖じ気づく。 木暮夕弥の計らいで、雷門中サッカー部は木野秋が監督を勤める『秋空チャレンジャーズ』と対戦することになる。 円堂守の、「楽しむためのサッカー」という発言を「自分の好きにやってもいい」と解釈した狩屋マサキは、またも悪い表情を浮かべた。 そんな狩屋マサキに対して、先輩風を吹かせて注意して来る霧野蘭丸は、ただただ疎ましいものでしかなかったのだろう。 「雷門の弱点は霧野さんだって、相手の選手が言ってましたよ。」 と挑発をしたり、霧野蘭丸に横からぶつかりに行き、更に偶然を装い足を踏みつける。 苦痛に顔を歪ませる霧野蘭丸は、この時狩屋マサキが自分に見せた表情から、彼が故意に攻撃してきたと気づく。 秋空チャレンジャーの放った《皇帝ペンギン2号》を、狩屋マサキは《ハンターズネット》で見事に防いだ。 久しぶりの楽しいサッカーに御満悦な一同の中、狩屋マサキは一人孤立して所在無さげにその場を去っていく。 (ちなみにこの回では剣城京介は試合に出場していない)。 翌日雷門中校門前で狩屋マサキを待ち受けていた霧野蘭丸から、「お前はシードなのか?」と聞かれるも、途中で松風天馬たちがやってきて、結局その場は有耶無耶になる。 剣城京介と霧野蘭丸のやりとりがあった一方その頃、狩屋マサキが霧野蘭丸にシードと疑われたことに驚愕する松風天馬と西園信助だが、その後に続いた、 「で、シードってなに?」 という言葉に更に驚きを見せた。 松風天馬たちからシードの説明を受けた狩屋マサキは、「自分がもしそのシードだったら、どうする?」と問うと、「どうもしない」と松風天馬に笑顔で答えられる。 放課後の練習、またもや一悶着が起こる。 狩屋マサキの持ったボールに挑みかかる霧野蘭丸に、ボールを奪われたタイミングで狩屋マサキは大袈裟に転んで見せ、足を痛めたフリをする。 部員達が狩屋マサキの狂言に気づかないことに、霧野蘭丸は苛立ちを募らせていく。 ホーリーロード全国大会初戦、月山国光戦では開始早々ピンチになった場面を《ハンターズネット》で相手のシュートを防いだ。 更に相手GKが化身使いと分かり驚く雷門イレブンの中、一人笑みを浮かべている狩屋マサキ。 神童拓人の《神のタクト》の動きに入ろうとする霧野蘭丸に、またもや狩屋マサキが故意にぶつかってきて、その結果雷門はゴールを許してしまう。 失点に繋がるプレイをした狩屋マサキは、霧野蘭丸の猜疑(さいぎ)に満ちた視線を受け、呟いた。 「オレ、シードなんです。」 邪悪な表情で自白した狩屋マサキを、霧野蘭丸は睨み付ける。 更に、天城大地に殊勝な嘘を吹き込み、メンバー内に不協和音をもたらす狩屋マサキ。 ボディバランスが圧倒的に優れている狩屋マサキを、兵頭司が感心して褒め称えたことに、霧野蘭丸の中でさらなる不信感が募る。 後半戦だが、なんと円堂守は守備の要(かなめ)である、霧野蘭丸をベンチに下げた。 試合が始まり、サイクロンスタジアムのギミックに対して月山国光よりワンテンポ反応が遅れてしまう雷門イレブン。 たが、抜群の身体能力を誇る狩屋マサキだけは相手の動きについていき、《ハンターズネット》で一文字斬斗を捕らえる。 さらに、霧野蘭丸のいなくなったフィールドで狩屋マサキは水を得た魚のような大活躍を見せた。 「後半戦の竜巻は、雷門11人目の選手だ!」 そう啖呵を切る狩屋マサキに、霧野蘭丸は衝撃を受ける。 松風天馬と倉間典人の活躍で一点を返した雷門。 松風天馬と狩屋マサキは、お互いのプレイを讃え合うが、「これで本当に必要なのが誰かわかったね。」と、霧野蘭丸の存在が必要ないと発言した彼に、松風天馬は、「サッカーが寂しがってるよ。」と言う。 ここで月山国光が必殺タクティクス《タクティクスサイクル》を発動。 ディフェンス陣が次々と突破され、狩屋マサキも弾き飛ばされるが、抜群の身体能力でがむしゃらに相手に食らいつく。 そんな狩屋マサキの姿を見て、本当にシードならここまでするのだろうかと霧野蘭丸は疑問を抱いた。 またもや一点を許した雷門。 月山国光は更に《タクティクスサイクル》を発動して攻めあがってきたが、このタクティクスに一瞬の隙が生じることにベンチに控えていた霧野蘭丸は気づいた。 「攻略のカギは、狩屋にあります。」 霧野蘭丸が一番気に入らない男の力を借りなければ、《タクティクスサイクル》を破ることは出来ない。 霧野蘭丸は、自分が狩屋マサキに指示を出すことを期する。 フィールドに復帰した霧野蘭丸は、狩屋マサキに指示に従うように告げるが、狩屋マサキの方からは言葉を聞き入れる素振りが窺(うかが)えない。 それでも、狩屋マサキが見せた勝利への執念を信じる霧野蘭丸。 《タクティクスサイクル》の陣形が変わる瞬間、霧野蘭丸が狩屋マサキに指示する。 「今だ、狩屋!」 顔をしかめつつ指示通り動き、見事相手の必殺タクティクスを打ち破った。 さらに一点を取り返した雷門。 最後は今までおまえどこにいたんだ?状態だった剣城京介が、化身《ロストエンジェル》で決勝点をあげ、雷門勝利で幕を閉じた。 観客の拍手に包まれながら、霧野蘭丸は狩屋マサキに声を掛けた。 勝利のために自分を信じてくれた狩屋マサキに感謝し、更に「オレはシード、次になにをするか分かりませんよ。」という言葉も否定する。 狩屋マサキのプレイから、そう確信が霧野蘭丸には持てた。 素直になりきれない狩屋マサキは、憎まれ口を利いて去っていく。 そんな狩屋マサキを霧野蘭丸は少し笑みを浮かべて見送った。 そんな二人を更に見つめている男がいた。 円堂守である。 試合後の夕暮れの雷門中、旧サッカー部に一人の女性が訪れていた。 吉良瞳子、かつてイナズマジャパンで中学生だった円堂守たちを指導した監督だ。 現在は児童養護施設『お日さま園』を運営しており、狩屋マサキは実は『お日さま園』出身で、吉良瞳子の依頼を受けた円堂守の尽力で、雷門中サッカー部に所属することになったのだ。 狩屋マサキが11歳の時、親が仕事で騙され『お日さま園』に入園することになったが、そのせいで他人を信じることが出来なくなり、猜疑心の強い性格に育ってしまったのだ。 誰とも親しくならなかったが、サッカーだけは好きで一人熱心にボールを蹴っていた。と吉良瞳子は話す。 サッカー部を推したのは、チームプレイを要求されるサッカーなら、狩屋マサキの性格を変える一助になるだろうと思った故だった。 狩屋マサキはもう孤独ではなく、仲間がいると伝える円堂守。 ここはそういうところだと思い出し、吉良瞳は笑顔になる。 「それが、雷門だものね…」 一方その頃、試合を終えて帰宅した松風天馬は、祝勝会を開くために西園信助と空野葵、そして狩屋マサキを木枯らし荘へ招待していた。 今日の試合を語り合い、ふと話が西園信助の新必殺技に及ぶ、DF技を折角だし二人技で作ったらどうかと提案する狩屋マサキ。 その案を何故か気に入る松風天馬と西園信助は、出来てもいない必殺技の名前を考え始める。 だがなかなかいい名前が思い浮かばない。 ここで悲劇(?)が起こった。 何か案はないかと松風天馬は狩屋マサキに問いかけたが、 「ドカーンと飛ぶから、『ドカーンジャンプ』とか?」 という発言から数秒、狩屋マサキ以外の3人は黙ったかと思うと、なにそれと大笑いし、それに狩屋マサキは顔を真っ赤にして激昂した。 知らない間に松風天馬のペースに巻き込まれ、なし崩し的に打ち解けた狩屋マサキだった。 ここから、無意識なのか確信犯なのか、何かあると松風天馬が狩屋マサキに意地悪なネタ振りをする場面がある。 白恋中戦前のバス内での会話中、必殺タクティクスの名前がないことに気づいた西園信助に、予定調和の如く松風天馬はネーミングセンス皆無の狩屋マサキを陥れようとする。 鬱陶(うっとう)しそうな態度をとりつつ、 「二人で同時に走るから、ら、ランランランニングとか…?」 この時、狩屋マサキの声色がだんだん小さくなっていったのが印象深い。 そのネーミングに爆笑する車中。 結局この必殺タクティクスは、影山輝が《ダブルウィング》と名案し、それが即座に採用された。 まったくもってどうでもいいが、《ダブルウィング》の主軸の一人である剣城京介の意見が反映され無いどころか、聞かれもしないのはどうなのか? 剣城「松風、《ダブルウィング》を使うぞ!」 天馬「剣城…、バスの中での会話、バッチリ聞いてたんだね。」 とかあったら面白かったのに残念である。 ホーリーロード編では、その後は剣城京介同様ツンデレキャラとして定着していった。 (但し、剣城京介の場合、仲間になった後は素直クールと称した方が正しいかもしれない)。 最初は険悪だった霧野蘭丸とも、次第に良い先輩後輩という関係に落ち着いた。 }} ---- このキャラのバージョン違い一覧→狩屋マサキ ---- ページの更新 ビジュアル編集モードに切り替える |>|>|>|>|CENTER:50701|h |CENTER:狩屋 マサキ[ドリンク]|CENTER:COLOR(lime):林|CENTER:DF|CENTER:1年|CENTER:♂| |CENTER:&ref(Fkariya_dri.jpg,,nolink,200x0,俺だって、やる時はやるんですよ!);|>|>|>|CENTER:ステータス(S最大値)| |~|GP|CENTER:233|TP|CENTER:112| |~|キック|CENTER:32|ドリブル|CENTER:45| |~|ブロック|CENTER:66|キャッチ|CENTER:26| |~|>|>|CENTER:必殺技1|CENTER:属性| |~|>|>|CENTER:ハンターズネット|CENTER:COLOR(lime):林| |~|CENTER:種類|CENTER:ブロック|CENTER:TP|CENTER:19→28| |~|CENTER:初期EXP|CENTER:800|CENTER:威力|CENTER:29→69| |CENTER:所属チーム|>|>|>|CENTER:登場シリーズ| |新生雷門|>|>|>|イナズマイレブンGO| |>|>|>|>|CENTER:説明| |>|>|>|>|雷門に転校してきた少年。表面上は&br;人当たりがいいが 裏表が激しい。| &size(14){※ステータスはSランク最大値(監督、フォーメーション等のステータス向上/低下を除く)を表記しています。}; |CENTER:ランク|CENTER:スキル|>|>|>|>|CENTER:キズナ|h |~|~|松風天馬[ドリンク]|影山輝[ドリンク]|霧野蘭丸[新生雷門]|西園信助[新生雷門]|なし|h |E|-|林属性必殺技威力 1%up|GP 1up|試合開始時TTP 1%up|GP 2up|| |D|GP+16|GP 2up|GP 2up|林属性効果 1%up|試合開始時TTP 1%up|| |~|ブロック+1|~|~|~|~|~| |C|シュートブロッカー|GP 2up|林属性効果 1%up|林属性必殺技威力 1%up|ブロック 1up|| |~|ドリブル+1|~|~|~|~|~| |B|キャッチ+1|林属性必殺技威力 1%up|林属性必殺技威力 1%up|GP 2up|GP 2up|| |~|ブロック+1|~|~|~|~|~| |A|イカサマ!|GP 2up|林属性効果 1%up|林属性効果 1%up|ブロック 1up|| |~|TP+8|~|~|~|~|~| |S|ブロックセンス|ドリブル 1up|林属性必殺技威力 1%up|林属性効果 1%up|ブロック 1up|| |~|ブロック+1|~|~|~|~|~| *性能 [#uf9dce0c] どきどき☆ドリンク争奪戦ガチャでSランクを入手できた。 現環境では最強DFの一人。ブロック値が最高であり、スキルはどれも強力。 ハンターズネットは当然の如く強い。 **ステータス上位比較 [#x4404676] ステータス最大値/DF上位早見表から引用。 #include(ステータス最大値/DF上位早見表,notitle) *小ネタ [#x054e691] CV:泰勇気 ボイスあり:ハンターズネット、クレイモア #fold{{ セリフ一覧 |入手|へえ 俺がこのチームに ねえ… 仕方ないから 手伝ってやるよ| |>|CENTER:試合| |通常|この勝負 もらった!| |~|面白い試合になりそうだぜ| |~|んじゃ さっさと ケリつけますか!| |対影山輝[ドリンク]|影山「ウッキー! 狩屋くん いきますよ」&br;狩屋「そんなに張り切ると 攻撃 見え見えだぜ?」| }} #fold{{ 狩屋マサキの詳細。ネタバレ注意。 第21話『秋空の挑戦者!』にて雷門中に転校してきたのが初出。 学校の校門前で出会った松風天馬と空野葵の姿を見て、ニッコリ笑みを浮かべて校内へと消えていくが…。 松風天馬たちのクラスに転校生として紹介された狩屋マサキ。 サッカー部に入るつもりという狩屋マサキの言葉を聞き嬉しがる3人。 (特にポジションが同じということで西園信助の喜びようは凄かった)。 仲間が増えたことを喜ぶ松風天馬たちだが、一瞬、狩屋マサキの表情が曇った事には気付かなかった。 放課後、狩屋マサキはサッカー部部員に紹介されるが、一瞬また邪悪な表情が浮かぶ。 円堂守の入部テストに合格した(あれはテストでいいのか甚だ疑問だが)狩屋マサキは、早速放課後練習で実力を試される。 神童拓人&松風天馬組と霧野蘭丸&狩屋マサキ組で攻守していたが、ここで狩屋マサキの表情が邪悪に変わり、強引なショルダーチャージで松風天馬に当て身を食らわせ、ボールを奪い取る。 果たして、単に邪悪な性格なのか? サッカーの時は見境なくなる二重人格者なのか? それとも剣城京介の替わりにやってきたシードなのか? 先ほどの悪魔のような表情が嘘のように、素直な表情を浮かべて松風天馬を助け起こす狩屋マサキ。 周りから凄いと称賛されるが、霧野蘭丸だけは不快な表情を浮かべ、敵意を滲ませる。 更に、山菜茜も、「何か、怖い感じ…」と狩屋マサキの不気味さに怖じ気づく。 木暮夕弥の計らいで、雷門中サッカー部は木野秋が監督を勤める『秋空チャレンジャーズ』と対戦することになる。 円堂守の、「楽しむためのサッカー」という発言を「自分の好きにやってもいい」と解釈した狩屋マサキは、またも悪い表情を浮かべた。 そんな狩屋マサキに対して、先輩風を吹かせて注意して来る霧野蘭丸は、ただただ疎ましいものでしかなかったのだろう。 「雷門の弱点は霧野さんだって、相手の選手が言ってましたよ。」 と挑発をしたり、霧野蘭丸に横からぶつかりに行き、更に偶然を装い足を踏みつける。 苦痛に顔を歪ませる霧野蘭丸は、この時狩屋マサキが自分に見せた表情から、彼が故意に攻撃してきたと気づく。 秋空チャレンジャーの放った《皇帝ペンギン2号》を、狩屋マサキは《ハンターズネット》で見事に防いだ。 久しぶりの楽しいサッカーに御満悦な一同の中、狩屋マサキは一人孤立して所在無さげにその場を去っていく。 (ちなみにこの回では剣城京介は試合に出場していない)。 翌日雷門中校門前で狩屋マサキを待ち受けていた霧野蘭丸から、「お前はシードなのか?」と聞かれるも、途中で松風天馬たちがやってきて、結局その場は有耶無耶になる。 剣城京介と霧野蘭丸のやりとりがあった一方その頃、狩屋マサキが霧野蘭丸にシードと疑われたことに驚愕する松風天馬と西園信助だが、その後に続いた、 「で、シードってなに?」 という言葉に更に驚きを見せた。 松風天馬たちからシードの説明を受けた狩屋マサキは、「自分がもしそのシードだったら、どうする?」と問うと、「どうもしない」と松風天馬に笑顔で答えられる。 放課後の練習、またもや一悶着が起こる。 狩屋マサキの持ったボールに挑みかかる霧野蘭丸に、ボールを奪われたタイミングで狩屋マサキは大袈裟に転んで見せ、足を痛めたフリをする。 部員達が狩屋マサキの狂言に気づかないことに、霧野蘭丸は苛立ちを募らせていく。 ホーリーロード全国大会初戦、月山国光戦では開始早々ピンチになった場面を《ハンターズネット》で相手のシュートを防いだ。 更に相手GKが化身使いと分かり驚く雷門イレブンの中、一人笑みを浮かべている狩屋マサキ。 神童拓人の《神のタクト》の動きに入ろうとする霧野蘭丸に、またもや狩屋マサキが故意にぶつかってきて、その結果雷門はゴールを許してしまう。 失点に繋がるプレイをした狩屋マサキは、霧野蘭丸の猜疑(さいぎ)に満ちた視線を受け、呟いた。 「オレ、シードなんです。」 邪悪な表情で自白した狩屋マサキを、霧野蘭丸は睨み付ける。 更に、天城大地に殊勝な嘘を吹き込み、メンバー内に不協和音をもたらす狩屋マサキ。 ボディバランスが圧倒的に優れている狩屋マサキを、兵頭司が感心して褒め称えたことに、霧野蘭丸の中でさらなる不信感が募る。 後半戦だが、なんと円堂守は守備の要(かなめ)である、霧野蘭丸をベンチに下げた。 試合が始まり、サイクロンスタジアムのギミックに対して月山国光よりワンテンポ反応が遅れてしまう雷門イレブン。 たが、抜群の身体能力を誇る狩屋マサキだけは相手の動きについていき、《ハンターズネット》で一文字斬斗を捕らえる。 さらに、霧野蘭丸のいなくなったフィールドで狩屋マサキは水を得た魚のような大活躍を見せた。 「後半戦の竜巻は、雷門11人目の選手だ!」 そう啖呵を切る狩屋マサキに、霧野蘭丸は衝撃を受ける。 松風天馬と倉間典人の活躍で一点を返した雷門。 松風天馬と狩屋マサキは、お互いのプレイを讃え合うが、「これで本当に必要なのが誰かわかったね。」と、霧野蘭丸の存在が必要ないと発言した彼に、松風天馬は、「サッカーが寂しがってるよ。」と言う。 ここで月山国光が必殺タクティクス《タクティクスサイクル》を発動。 ディフェンス陣が次々と突破され、狩屋マサキも弾き飛ばされるが、抜群の身体能力でがむしゃらに相手に食らいつく。 そんな狩屋マサキの姿を見て、本当にシードならここまでするのだろうかと霧野蘭丸は疑問を抱いた。 またもや一点を許した雷門。 月山国光は更に《タクティクスサイクル》を発動して攻めあがってきたが、このタクティクスに一瞬の隙が生じることにベンチに控えていた霧野蘭丸は気づいた。 「攻略のカギは、狩屋にあります。」 霧野蘭丸が一番気に入らない男の力を借りなければ、《タクティクスサイクル》を破ることは出来ない。 霧野蘭丸は、自分が狩屋マサキに指示を出すことを期する。 フィールドに復帰した霧野蘭丸は、狩屋マサキに指示に従うように告げるが、狩屋マサキの方からは言葉を聞き入れる素振りが窺(うかが)えない。 それでも、狩屋マサキが見せた勝利への執念を信じる霧野蘭丸。 《タクティクスサイクル》の陣形が変わる瞬間、霧野蘭丸が狩屋マサキに指示する。 「今だ、狩屋!」 顔をしかめつつ指示通り動き、見事相手の必殺タクティクスを打ち破った。 さらに一点を取り返した雷門。 最後は今までおまえどこにいたんだ?状態だった剣城京介が、化身《ロストエンジェル》で決勝点をあげ、雷門勝利で幕を閉じた。 観客の拍手に包まれながら、霧野蘭丸は狩屋マサキに声を掛けた。 勝利のために自分を信じてくれた狩屋マサキに感謝し、更に「オレはシード、次になにをするか分かりませんよ。」という言葉も否定する。 狩屋マサキのプレイから、そう確信が霧野蘭丸には持てた。 素直になりきれない狩屋マサキは、憎まれ口を利いて去っていく。 そんな狩屋マサキを霧野蘭丸は少し笑みを浮かべて見送った。 そんな二人を更に見つめている男がいた。 円堂守である。 試合後の夕暮れの雷門中、旧サッカー部に一人の女性が訪れていた。 吉良瞳子、かつてイナズマジャパンで中学生だった円堂守たちを指導した監督だ。 現在は児童養護施設『お日さま園』を運営しており、狩屋マサキは実は『お日さま園』出身で、吉良瞳子の依頼を受けた円堂守の尽力で、雷門中サッカー部に所属することになったのだ。 狩屋マサキが11歳の時、親が仕事で騙され『お日さま園』に入園することになったが、そのせいで他人を信じることが出来なくなり、猜疑心の強い性格に育ってしまったのだ。 誰とも親しくならなかったが、サッカーだけは好きで一人熱心にボールを蹴っていた。と吉良瞳子は話す。 サッカー部を推したのは、チームプレイを要求されるサッカーなら、狩屋マサキの性格を変える一助になるだろうと思った故だった。 狩屋マサキはもう孤独ではなく、仲間がいると伝える円堂守。 ここはそういうところだと思い出し、吉良瞳は笑顔になる。 「それが、雷門だものね…」 一方その頃、試合を終えて帰宅した松風天馬は、祝勝会を開くために西園信助と空野葵、そして狩屋マサキを木枯らし荘へ招待していた。 今日の試合を語り合い、ふと話が西園信助の新必殺技に及ぶ、DF技を折角だし二人技で作ったらどうかと提案する狩屋マサキ。 その案を何故か気に入る松風天馬と西園信助は、出来てもいない必殺技の名前を考え始める。 だがなかなかいい名前が思い浮かばない。 ここで悲劇(?)が起こった。 何か案はないかと松風天馬は狩屋マサキに問いかけたが、 「ドカーンと飛ぶから、『ドカーンジャンプ』とか?」 という発言から数秒、狩屋マサキ以外の3人は黙ったかと思うと、なにそれと大笑いし、それに狩屋マサキは顔を真っ赤にして激昂した。 知らない間に松風天馬のペースに巻き込まれ、なし崩し的に打ち解けた狩屋マサキだった。 ここから、無意識なのか確信犯なのか、何かあると松風天馬が狩屋マサキに意地悪なネタ振りをする場面がある。 白恋中戦前のバス内での会話中、必殺タクティクスの名前がないことに気づいた西園信助に、予定調和の如く松風天馬はネーミングセンス皆無の狩屋マサキを陥れようとする。 鬱陶(うっとう)しそうな態度をとりつつ、 「二人で同時に走るから、ら、ランランランニングとか…?」 この時、狩屋マサキの声色がだんだん小さくなっていったのが印象深い。 そのネーミングに爆笑する車中。 結局この必殺タクティクスは、影山輝が《ダブルウィング》と名案し、それが即座に採用された。 まったくもってどうでもいいが、《ダブルウィング》の主軸の一人である剣城京介の意見が反映され無いどころか、聞かれもしないのはどうなのか? 剣城「松風、《ダブルウィング》を使うぞ!」 天馬「剣城…、バスの中での会話、バッチリ聞いてたんだね。」 とかあったら面白かったのに残念である。 ホーリーロード編では、その後は剣城京介同様ツンデレキャラとして定着していった。 (但し、剣城京介の場合、仲間になった後は素直クールと称した方が正しいかもしれない)。 最初は険悪だった霧野蘭丸とも、次第に良い先輩後輩という関係に落ち着いた。 }} ---- このキャラのバージョン違い一覧→狩屋マサキ ---- *コメント [#d077c768] #scomment(./コメント,30); &embed(1); データ参照プラグイン 入力支援ツールを表示 ▼参照先ページ選択:データを表示 元データの書式(インラインプラグイン)を継承する